マツダ ロードスター

日本の誇りマツダ・ロードスター

2012/05/28

小型スポーツカーの走り

 

マツダのロードスター。日本が世界に誇るスポーツカーだ。お金持ちのための「贅沢品」としてのスポーツカーはまた別カテゴリーに属するが、頑張れば手が届く「大衆車」としてのスポーツカーはロードスターがなければ、今頃は絶滅していたかもしれない。

 

70年代を過ぎた辺りから、多くの人が車に快適性や豪華さを求める傾向が強くなり、それと同時期に世界のメインマーケットであった北米市場では、衝突安全基準がどんどんと高くなり普通乗用車でさえ鈍重な車体へと変化していった。

 

1950年代に人気を博し、世界中の車好きを熱狂させたライトウェイトなスポーツカーやオープンカーは絶滅寸前だったと言えるだろう。軽快さがウリだったのだが、鈍重を強いられた車達は羽をもぎ取られたようだった。

 

各メーカーも利益に繋がらないビジネスからは手を引くしか方法がなかったのだろう。そんな時代の中1989年、マツダから発売されたロードスターは、発表直後から世界中で大反響を呼ぶ大ヒットを記録した。

 

魅力的なカッコいいスポーツカーをしっかりと作れば売れると気付いた世界中の自動車メーカーがその後、次々とスポーツカーを発売した。BMWはZ3、メルセデスはSLK、ポルシェはボクスター、フィアットはバルケッタ、ロータスはエリーゼ、ルノーはスピダー。スポーツカーラッシュが起こったのだ。

 

それらの登場がスポーツカージャンルの幅を広げポピュラーなものとし、今があるのだ。

 

ロードスターの魅力

 

さらにロードスターの凄い所は、絶滅しかけていた”適度なミディアムサイズの後輪駆動”の楽しさを世に取り戻した。ロードスターの操縦性の楽しが高評価を得ていることは、現在の86やBRZが市販車として発売されたことにも多少の影響を与えているのだろうと考えられる。

 

ロードスターが発売されるまでの経緯には、さまざまな苦労と情熱が注がれている。デザイナー・エンジニア・事務方・推進派・反対派・・・たくさんの人間が関わり出来上がった集大成なのだ。

 

ここでロードスターの魅力をすべて語ることはできないが、手間と真心を惜しみもなく注ぎ込まれて作られた集大成であるということは周知の事実である。

 

現在ロードスターは3世代目のモデル末期である。初代から数えて生産台数は90万台を超えている。「2人乗り小型スポーツカー」のジャンルでは生産累計台数世界一としてギネスにも認定されている。日本が誇る名車の1台だといえるだろう。

 


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